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互先定石
一間バサミ
02/04/12
二間バサミ
02/11/26
三間バサミ
04/11/2

たくさんある互先定石の変化の中から初級・中級者向けの基本的なものを選びました。

第1型  一間バサミ

黒3が一間バサミの定石です。この黒3の意図は白2を厳しく攻めようとしています。また、白が左にヒラクのを妨げています。黒3は白2に対して両手を広げて捕まえようとしています。白はどう応じればよいでしょうか。
第2型 二間バサミ

黒3が二間バサミです。二間バサミは緩急の中庸を得た挟撃手段です。50年位前には互先の碁の黒として一番多く用いられましたが、焦点がはっきりしないためか現代では打たれることが少ない。

第3型 三間バサミ

黒3が三間バサミの定石で、その目的は「い」にコスミツケて、隅を黒地にして白を攻めようとしています。従って白はこれを避けるため、ろ〜ち等に打ちます。



一間バサミ
1-1図  堅実

白4は自己の安全を主とした手段で、幾分消極的です。白10が肝要な手です。この後白は上辺や右辺の黒を攻めることができます。全局的な判断で白10をはぶく事も可能です。
1-2図  積極的

白4のカケは積極的な手段です。黒5と穏やかに受ければ黒7で一段落です。この後白は黒3をハサんでいきます。


1-3図  戦い

黒5、7とデギるのもまた定石です。白は4の石を捨石として利用するのがよいようです。白12まで互角のワカレです。


1-4図  黒2ハメ手

白1とカケたとき、わざと黒2に二間に外すところが曲者です。知らなければ、この型はまず一応はひっかかります。つまり、それほど人間の欲望は強いということになります。
1-5図  白ハマッた

誰でも白3とオサエて遮断したくなります。この遮断したくなる気持ちをそのまま無意識に延長すると危ないのです。白13と隅を取りにいきました。
1-6図  大塗り  白8ツギ

黒1、3とデギリます。隅を捨てるまえに最大限の働きを考えています。黒15、17と先手で全部シメツケます。黒のハメ手大成功です。
1-7図   正解 

白3では、本図のように戻っているのが正しい打ち方の一つです。黒4とカケツギ白5と転戦します。

1-8図  基本定石

白4とツケる基本定石です。一間バサミの中では最も複雑変化の多い型です。白6と引くのは幾分消極的ですが堅実です。
1-9図  後手

初心者は黒1とオサエたくなります。白2に手抜きすると、3のキリが残ってよくありません。黒3に打って後手になってしまいました。
1-10図  黒安定
白1、3で先手を取ることは可能ですがあまりよくない。白3をシチョウに取られないことが条件です。1-8図の黒三子が不安定の姿であるのとその差が大きすぎる。
1-11図  右方圧迫

黒7とカケツイで3を助ければ、白の圧迫が右辺に及ぶのは当然です。白8が最も普通です。白12、14は手筋です。白18とウチヌいておくのが正しい。
1-12図  黒不利

前図黒15をこの1として白4まで、これは隅の地の安定が大きく、無条件に黒が不利です。



1-13図  シチョウ

白1、3と運ぶのも常に行われ、黒4、白5となる型が多いのです。黒6とトンで打ち、白7はデギリに備えました。黒8とヒラキます。続いて白9、11と出ギレば黒はキッた方を12,14と取ります。白15とシチョウにかかえます。
1-14図  黒の次の一手

黒が手抜きして、白1ときた時黒の次の一手は難しい。





1-15図  コウ

黒2とオサエると白3、黒4として、白5と目を取りにいくとコウになります。




1-16図  戦い上手

白5とキレば黒2子は取られます。逃げ出そうとすれば隅の黒が取られてしまいます。

1-17図  次の一手正解

白1に対して黒2、4と応じて無条件の生きになります。但し、白3のサガリがあるので上辺の黒は弱くなっています。

1-18図  黒に不利なし

白1とこのほうをキッてきたら、黒2、4と取ります。白は白5で隅を確保できましたが、黒も右辺と上辺の両方を打っているので不利ではありません。
1-19図  ハメ手

一間バサミへのツケノビから、白7とオサエてきました。定石はずれで形が悪い。何かをたくらんでいます。定石と違うのは黒2、6のダメがつまっていることです。
1-20図  ハマリ形

黒1とキリたくなります。白2とサガリます。黒3と白の2子を取りにいきます。白6のキリが入りハマリコースです。白良しの図です。
1-21図  ハメ手対策

黒1のカケツギが分かりやすいハメ手対策です。黒3と両方打てれば黒に不満はありません。


二間バサミ
2-1図  白シチョ良し

黒の二間バサミに白が手抜きした図です。白2はシチョウが悪い時は打てません。白10で一路下にアテて一旦先手を取ることも可能です。

2-2図  白シチョウ悪い
白はシチョウが悪い時は2以下隅にフリカワるように打ちます。



2-3図  白を攻める

黒1、3と打って隅に地を確保しながら白を攻める打ち方です。



2-4図 白先手も可能

白4と二間にトンでおけば、いちおう黒からの急攻を緩和できます。白はここで手抜きすることも可能です。

2-5図 黒攻める

2-4図後、白が手抜きした時、黒7から11まで隅の実利を固めながら攻めます。ただし、白12とボウシに打って余裕のある形です。
2-6図 白軽くサバク

黒7の時、白がもっと軽くサバこうとして白8とコスみ、白10とハネを利かせてから、白12とするうち方もあります。

2-7図  互角

黒5の実質を与えたので白6の方から迫って左上との間に形勢を張ろうとしてます。黒7と攻めてきます。白12が大切な手です。
2-8図  白大悪

前図白12が大切な手ですが、本図の白12とすると黒13の手筋を打たれてしまいます。黒に封鎖されて白が悪くなります。
2-9図  互角    黒15ツグ

白10に昔は黒12と引いて打つのが定石になつていましたが、現代は黒11とハネて地にからい定石を選択するようになりました。
2-10図  黒良し  黒8ツグ

白1のツキアタリは白9までですが黒の味が良すぎます。


2-11図  互角

黒6の時、白7のツケが手筋です。白13まで互いに一子を抱えて一段落です。
2-12図  白簡明策

白1と引き黒2とキッタ時に白3とカケるのは白の簡明策です。
2-13図  難解

白7は形の急所です。初心者には難解な定石です。変化もあります。
2-14図 強引な遮断

黒1と強引に遮断されてどうしたらいいのか困ったことがありました。あなただったら、白でどう打ちますか。
2-15図  ハマリ

白2とキリたくなりますが、黒の誘いに引き込まれた手です。

2-16図  正解

白2とこちらからアテて逆にキッてゆくのが、黒の強引な遮断への反発で正解になります。
三間バサミ
3-1図  定石

白4から8までは古来からある消極的な定石です。白はの点との点が見合いになっているので、一間や二間バサミよりも一層安定感があります。白が安定しているので黒もとヒライて安定を図ります。黒のハサミが一間、二間の場合は白に脅威を与える意味で黒9ではのケイマを選ぶのが定石ですが、三間バサミの場合には、黒9が定石になっています。
3-2図  定石変化 黒11は4にツグ

この頃は黒7とアテて白の形を崩し、根拠をうばっていくことが多くなりました。
白8とアテ黒9と取らせてから白10とアテます。黒のハサミのない右辺への進出を止めます。
黒11とツギのあと白は12とカケツギます。
黒13のワタリは許してもよい。
白14は2の左にノビておきます。




3-3図  積極的

白4は最も積極的な打ち方です。隅の黒1を圧迫して中央に勢力を作り、上辺の黒3に反撃するねらいです。(この白4、6の手段は黒3がない場合にも応用されますが、その場合には黒7となってから、白の辺にヒラきます。)
このあと白は場合によって、のデギリを狙ってにツケることもありますが、すると黒はとオシ、白のようになります。
3-4図  定石

白1のコスミツけるのは、3-2図のアテ返しを嫌った打ち方です。黒2とサガるのは白に根拠を与えないという強い態度です。これに対して白3オサえなければいけません。
白13までで一段落です。





3-5図    難解定石

白1は大ケイマガケです。黒2が最も用いられますが、大斜百変のような難解な定石になります。白3から黒8になると正面衝突です。
黒16はを狙う守りで、黒18はを防ぐ好点です。
3-6図   簡明な定石

黒1はaとツケて中を分断する手と3のトビを見合いにしています。
白2と中を固め、黒3の後、右上の勢力を働かせて白4と攻めます。






3-7図  定石

白1は上辺の黒のハサミがゆっくりしている場合に有力です。
黒2は白二子をへだて、隅の石を中央に進める自然な手です。
白3は右辺を地にする方針です。
黒4、6、8で上辺が黒地になりました。
3-8図  定石

白1と二間にハサミ返しました。黒2はもっとも普通の受け方です。白3とヒラき、黒4と隅の白を攻めます。白5のトビを打てるため、二間バサミの場合よりもシノギが楽です。白7、9は手順で

3-9図  定石の続き

白1、3を利かし5とツイで生きです。







3-10図  定石

白1の二間トビは黒のハサミを緩和する軽い打ち方です。
黒2は穏やかな受けで、白3のカケは中央に勢力を作ろうとしています。
黒4から8まで黒は確実に地を取っています。
白13は攻めの要点です。
黒14から18まで堅実な足取りです。


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